生活習慣病とは、日頃の生活習慣が原因で起こる病気の症状です。コンビニばかりの食事、毎日お酒を飲む、タバコを吸う、デスクワークばかりで運動をしていないなど、思い当たるものはありませんか?身体に好ましくない習慣が積み重なると、生活習慣病になる可能性が高くなります。
生活習慣病はほとんどの場合は無症状のため、軽視される傾向があります。
しかし、生活習慣病を放置しておくと命に係わる場合もあります。
人間ドックや定期的に健康診断に行っている方は、診断結果でご自身の身体の状況が分かっていると思いますが、受けていない方はご自身が生活習慣病かどうか、またなにか身体に異常はないか、一度かかりつけの医師に相談してみましょう。
その名の通り、血圧が正常値よりも高い状態をいいます。ここで言う「血圧が高い」というのは、一度測って高いという訳ではなく、慢性的に高いことをいいます。
慢性的、つまり日々血圧が高いということは、常に血管に負担がかかっている状態。
負担がかかった血圧は傷ついていたり、弾力性がなくなり硬くなったりして、動脈硬化を引き起こしやすくなります。
糖尿病とは、血糖値が高くなる病気です。
なぜ血糖値が高くなるかというと、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの作用が低下し、栄養素がうまく利用されずに血液中の血糖が多くなるためです。血糖が高くなると、カラダの様々な臓器に障害が出てきます。
糖尿病を予防するためには、規則正しい食生活、バランスの摂れた食事を心がけましょう。
血液に含まれるコレステロールや中性脂肪などの脂質が一定の基準よりも多い状態のことです。
コレステロールや脂質が多い状態が続くと、高血圧の要因となります。
脂質異常症の主な原因は、運動不足、喫煙、アルコールの過剰摂取、ストレスなど、多くの現代人が一つは当てはまるものばかりです。
わたくしは、循環器を専門とし、病床約50床の患者様を一人で診てきた経験を活かし、生活習慣改善のアドバイス、また状況に応じて投薬治療なども行っています。
人間ドックの結果で悪い判定が出た、健康診断で異常な数値が出た、規則正しい食生活をしていない、運動をしていないなど、ご自身のカラダに不安を感じている方は、一度お気軽にご相談ください。